糖質制限

糖質制限と睡眠不足、不安、うつ症状の関係を調べた論文を紹介します。イランで行われた研究で、糖尿病の女性を対象として食事の内容とメンタルヘルスを調査しました。結果として糖質摂取量が多い人と比べて糖質制限をしている人は、不眠・不安・うつなどの症状がある人が少ないという結果でした。

糖質制限に関する科学論文を紹介します。17万人の医療従事者を20年間追跡した大規模な研究のデータから糖質制限の効果は、タンパク質を何から摂っているかによって異なることが分かりました。植物性タンパク質を摂っている人では糖質制限は死亡率を下げ、逆に動物性タンパク質を摂っている人では糖質制限は死亡率を上昇させることが分かりました。

糖質制限が健康に悪いんじゃないかという話を聞いたことはありませんか？糖質摂取量と死亡率にはU字カーブの関係があります。糖質量が少なすぎても高すぎても死亡リスクが上がります。この研究を元に適切な糖質摂取量を考えてみます。

総合診療医が糖質制限に挑戦します。糖質制限は、他のダイエット方法と比べて短期的な減量効果に優れています。普段は患者さんに体重を落とすように言いながら徐々に体重が増えている私が、18歳のときの体型に戻すために糖質制限してみます。主に昼食を外食で済ます人向けの糖質制限メニューを実践してみたいと思います。